17年の開発力で磨き上げた「SLC5」発売。

 

ウィンスペース史上最高峰 ─ 設立17年の開発力で磨き上げた、フラグシップを超えるトップティアオールラウンド「SLC5」7月18日発売。

 

7月18日受注開始

納期:8月末以降
販売価格:498,000円(税込)


ウィンスペースの大人気モデル「SLC3」の進化版として、ついに登場したのがSLC5です。

軽量性と剛性を両立したSLC3の設計をベースに、さらに空力性能と操作性を大きくブラッシュアップ。すべての性能を一切妥協せず、高次元で融合させたオールラウンドロードバイクの完成形です。

ヒルクライムでも、スプリントでも、そして週末のライドでも——

どんなシーンでも高いパフォーマンスを発揮するよう設計されたSLC5は、

まさにSLCシリーズの到達点

 

「もっと速く、もっと軽く、もっと自在に」

そんな理想を求めるライダーにこそ試してほしい、ウィンスペースのトップティアオールラウンダーです。


 

車体名:SLC5
カラー:ブラック/ホワイトデカール,ブラック/ゴールドデカール,ホワイト,ジャングル,ミラージュ
フレーム重量:705g(Mサイズ・未塗装)
カーボン:東レT1100+T800+M46+M65
価格:498,000円(税込)

 


 

SLC5の特徴

・極めてスリムなヘッドチューブ正面設計により、前面投影面積を減らし空気抵抗を低減
・UDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)設計により、チェーントラブルを軽減し変速精度を向上、衝撃時にはリアディレイラーやフレームを保護
・完全内装ケーブル設計を採用し、空力性能と美観を向上
・右側スルーアクスル(フロント)は非貫通設計により、構造を簡素化し空気抵抗も低減
・短いリアセンター(RC)設計により、ダイレクトな駆動感を実現
・非対称のシートチューブおよびチェーンステー設計で、剛性と駆動性能を向上しながら軽量化も実現
・てんびん式サドルクランプ構造により、安定した固定力を確保
・超軽量フレーム構造とエアロ形状設計で、あらゆるライドシチュエーションに適応
・フロントフォーク、シートポストの大幅な軽量化によりシステム全体での軽さを追求

空力性能と構造の革新

SLC5最大の進化は、徹底的に磨き上げられた空力性能にある。風洞試験とFEM解析を重ね、フレーム各部を再設計。従来モデルを大きく上回る空力効率を実現。軽量性と剛性を継承しつつ、トップレベルのエアロ性能を備えたオールラウンダーです。

ヘッドチューブは薄く深いプロファイルを採用し、前面投影面積を最小限に抑えながら、後方に向かってクリーンな空気の流れを作り出す設計となっている。その断面は横風による剥離を軽減するように最適化されており、高速走行時のより安定したハンドリングに貢献している。

ダウンチューブは上から下に向かって徐々に細くなっており、ダウンチューブ全体で気流の付着を維持する切頂翼型デザインを採用しました。
 チューブ上部では、ヘッドチューブとトップチューブから発生する乱流を最小限に抑えて捉える。さらに下側では、ボトルケージを装着できるようにわずかに広がった形状になっており、 クリーンな流路を維持。この曲率は反復的な成形によって検証され、風洞試験で確認されています。

シートステーは空気抵抗を低減し、ライダー後方の気流の流れを効率的に管理するために、取り付け位置を低くし、扁平形状となっています。正面からのステーの露出が抑えられることでフレームとライダーの足の間を通る空気の流れがスムーズになり全体の空力効率が向上します。
 さらに、シートステーはワイドに、横剛性を高める設計となっています。これにより、ダンシング時にも高いパワー伝達を実現しました。

実証データと解析技術

SLC5の空力性能は、日本の富士エアロパフォーマンスセンターでの風洞試験によって確認されています。
従来モデルのSLC3と比較して、CdA(空気抵抗係数)を0.011低減。48km/hで走行した際には、およそ16.5ワットもの出力を削減する効果が確認されました(※数値は測定条件により変動します)。

ウィンスペースでは、単発の好成績だけを取り上げるようなアプローチは取りません。開発段階ではCFD(数値流体解析)を活用して設計を最適化し、さらに英国・シルバーストーンでの風洞条件とも照合。
複数の環境・視点からデータを検証し、「実際の走行に近い形での再現性」を重視した性能評価を行っています。

全域対応型のレーシングバイク

SLC5は、SLC3と同様にヘッドとBBの剛性を重視した設計で、ダンシングでもスプリントでも一切のパワーロスを感じさせない走りの「芯」を実現しています。
 一方で、フロントトレイルなどのジオメトリー設計により、ピーキーにならず、直進安定性と安心感をしっかりと確保しました。
 剛性の高さがライダーを支える、全域対応型のレーシングバイクです。

カーボンレイアップ

SLC5では、東レT1100、T800、M46、M65の4種の高性能カーボンファイバーを7つのゾーンに分けてレイアップしています。
 これは単に高級素材を使っているという話ではありません。それぞれのカーボン特性(引張強度/剛性比)を理解した上で、どこにしなりを持たせ、どこに剛性を集中させるかをFEM解析(有限要素法)によって数値的に決定しています。
 例えば、BB周りとヘッドチューブ周辺には高剛性素材を集中配置。これにより、スプリントやダンシング時の力を逃さず推進力に変換する「芯のある剛性」を実現。一方で、リアトライアングルにはコンフォートを重視した素材を使用し、乗り心地や追従性とのバランスが考慮されています。

カラーラインナップ


  • ブラック/ホワイトデカール



  • ブラック/ゴールドデカール

 



  • ホワイト


  • ジャングル

 



  • ミラージュ

スペック

モデル名:SLC5

 価格:498,000円(税込)

 カラー:ブラック/ホワイトデカール,ブラック/ゴールドデカール,ホワイト,ジャングル,ミラージュ

 サイズ:XS、S、M、L、XL

 ヘッドチューブ:1-1/2インチ / 1-1/2インチ(FSA ACRシステム)

 BB:BSA68

 ブレーキ:フラットマウント式ディスクブレーキ

 ディレイラールーティング:Di2/Campy EPS/SRAM eTAP

 タイヤクリアランス:70032C

 ホイールアクスル:フロント:M12P1.0114L リア:M12P1.0*163L

 カーボンファイバー:東レT1100+T800+M65+M46

 重量:フレーム705g(Mサイズ)(未塗装)